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ユダヤ人と核爆弾

  こんにちは。今回は前回に続き、ユダヤ人と核爆弾について語っていこうと思います。 ユダヤ系アメリカ人と核の関わり まず初めにユダヤ系アメリカ人と核の関わりについて説明したい。第二次対戦中ヨーロッパで迫害されていたユダヤ人の多くがアメリカに移民した。そしてナチスに対抗するため、その中で優秀な科学者だったユダヤ人(アインシュタイン、ノイマン)と在米ユダヤ人のオッペンハイマーなどはマンハッタン計画という原爆開発プログラムに参加した。つまり核爆弾を作ったのはユダヤ人と言っても過言ではないのだ。 アメリカ人の核爆弾に関する認識 日本では多くの人々を殺害した悪魔的兵器として認識されている核爆弾だが、アメリカでは真逆だ。戦争を終結させた素晴らしい兵器・平和の象徴のような認識までされることもある。またアメリカを栄光に導いた象徴でもあるのだ。 当時アメリカで流行ったアトミックカクテル ユダヤ系アメリカ人が核爆弾を肯定するしかない理由 そして今回のメイントピックだが、何故ユダヤ系アメリカ人は核爆弾を肯定するのか。理由は主に下記の3つだ。 ①悪魔的兵器を開発した人種というレッテルでスケープゴートにされたくないため ②ナチスを倒すためという大義名分があったため ③アメリカとイスラエルが自己矛盾を起こさないため それぞれ下記で説明する ① 悪魔的兵器を開発した人種というレッテルでスケープゴートにされたくないため これに関しては核爆弾批判が米国内で高まると、ユダヤ陰謀論者などがその罪をユダヤ人になすりつけようとする恐れがあるためだ。かつてヨーロッパでも何か人々が王政に怒りをぶつけたら、国王はすぐにユダヤ人をスケープゴートにしてきた歴史がある。それを繰り返さないためなのである。もう彼らは引き返せないのだ。 ②ナチスを倒すためという大義名分があったため 冒頭でも説明したが、核爆弾を作った目的はナチスを倒すためであるのでユダヤ人たちにはそれなりの正当性がある(広島・長崎投下とは別件)ここはホロコーストで苦しんだユダヤ人にとっては一番譲れない点だろう。 ③アメリカとイスラエルが自己矛盾を起こさないため 現在ユダヤ人が最も多く住んでいる国はイスラエルとアメリカである。そしてこの二カ国はどちらも核保有国である。なので簡単に核を否定できないのだ。 日本とアメリカの原爆投下への認識は平行線 上記の認...

オッペンハイマーについて思うこと

 こんにちは。管理人です。連日の暑さで外に出る気が全くしませんね。外出するとしても屋内のショッピングモールとか映画館くらいでしょうか。この間管理人はジブリの「君たちはどう生きるか」を観てきたのですが、本当は日本未公開の 「オッペンハイマー」 が一番観てみたい作品です。今回は「原爆の父」とも呼ばれたロバート・オッペンハイマーについて紹介し、私の思うことも語らせていただきます。 ロバート・オッペンハイマーとは J・ロバート・オッペンハイマー(J. Robert Oppenheimer、1904年4月22日 - 1967年2月18日)は、アメリカ合衆国の理論物理学者。 理論物理学の広範な領域にわたって大きな業績を上げた。特に第二次世界大戦中のロスアラモス国立研究所の初代所長としてマンハッタン計画を主導し、卓抜なリーダーシップで原子爆弾開発の指導者的役割を果たしたため、「原爆の父」として知られる。 第二次世界大戦が勃発すると、1942年には原子爆弾開発を目指すマンハッタン計画が開始される。1943年、オッペンハイマーはロスアラモス国立研究所の初代所長に任命され、原爆製造研究チームを主導した。彼らのグループは世界で最初の原爆を開発し、ニューメキシコでの核実験(『トリニティ実験』と呼ばれている)の後、大日本帝国の広島市・長崎市に投下されることになった。 これだけの功績を残した彼だが、彼が共産党員であったことでマッカーシーの赤狩りの対象となり公職追放となった。 ボビー・フィッシャーと重なる部分 オッペンハイマーを見ていて思うのは彼の境遇があの世界的天才チェスプレイヤー、 ボビー・フィッシャー と似ていることである。フィッシャーもロシア系ユダヤ人の移民で、アメリカ初のチェス世界王者になるなどアメリカに貢献したが、その後スパイを疑われ最終的には反米になり、最後はパスポートも失効してしまった。 ここら辺の使い捨ての駒にされた感じがオッペンハイマーと重なるのである。言ってしまえばマンハッタン計画に参加させられ、陣頭指揮を取ったのはアインシュタインやノイマンなどのホロコーストから逃れてきたユダヤ系物理学者だ。ノイマンに至ってはこの実験の放射線被曝影響で亡くなってしまった。 結局アメリカはユダヤ人を使い駒にしてきた歴史があるのだ。原爆開発だってもちろん優秀なユダヤ人に任せた方が確実だ...

アメリカ最恐のカルト教団

こんにちは。先日、安倍晋三元首相が統一教会に恨みを持つ男によって銃で撃たれ亡くなりました。犯人は統一教会によって家庭を破壊され人生を狂わせられたことに恨みを持っており、以前から団体と関りがあった安倍さんを襲撃したとのことです。カルト宗教と政治正統は政教分離によって関りを断つべきですよね。今回はアメリカに存在した人民寺院というカルト教団を紹介します。   人民寺院とは 人民寺院(じんみんじいん、英語: Peoples Temple)は、1955年にアメリカ合衆国インディアナ州マリオン郡インディアナポリスで創設された社会主義キリスト教系新宗教(カルト)。創設者および教祖はジェームス・ウォーレン・"ジム"・ジョーンズ。教団の正式名は、ピープルズ・テンプル・オヴ・ザ・ディサイプルス・オヴ・クライスト(英語: Peoples Temple of the Disciples of Christ)である。ジョーンズはキリスト教と共産主義や社会主義の考え方とを組み合わせ、人種平等を訴えた。 ジム・ジョーンズとは 1931年5月13日にアメリカ合衆国インディアナ州クレテの片田舎で生まれた。少年時代にヨシフ・スターリン、カール・マルクス、毛沢東、マハトマ・ガンジー、そしてアドルフ・ヒトラーに関する書物を熱心に読み、各人物の強みと弱点に着目していた。この他、ディヴァイン牧師、キング牧師、カストロや、エンカウンターグループ、後にはブラジルのマクンバなどからも触発された。 友人を作ることが苦手であったことが主な原因となり、宗教に対して強い興味を抱くようになる。ジョーンズの子供時代を知る知人たちは、「本当に異様な子供だった」「宗教や死にも憑りつかれていた」と述べており、ジョーンズが時折、両親所有の土地で小動物の葬儀を行っており、猫を刺殺したことがあると断言している 教団の活動 ジョーンズ自身が共産主義者で人種統合主義者であったため、当時アメリカで流行っていたマッカーシズム(赤狩り)や黒人差別に対しては強い反発を抱いていたようだ。 ジョーンズは、以前セブンスデー・バプテスト(英語版)による心霊治療を目にし、この様な心霊治療は、人々を惹き付け、収入を生み、ジョーンズの目指す社会を実現する一助になると結論付けた。結局、教団の財政が困窮しており、それを補填するためにも収入源を拡大す...

フィールド・オブ・ドリームスが実現

 現地8月12日、アイオワ州ダイアーズビルで長年の野球ファンの夢がかなった。 それはフィールド・オブ・ドリームスゲームである。これはMLBが2019年から進めてきたプロジェクトで、あの有名な野球映画「フィールド・オブ・ドリームス」に登場するトウモロコシ畑の球場を作り、そこで試合を行うというものである。本来は2020年夏にホワイトソックス対カージナルスのカードで開催する予定だったがコロナのため今年に延期された。 対戦カードはホワイトソックス対ヤンキースに変更されたが、これがドラマを生んだ。 試合はソックスがアブレイユのHRで先制するとその後ヤンクスのジャッジの逆転HRが飛び出す。そのごシカゴがヒメネスらのHRでリードを広げるも9回表、シカゴの守護神ヘンドリックスが捕まる。2アウトからジャッジに2ランを打たれ一点差に迫られると一人四球で歩かせ、続くスタントンに初球を叩かれ逆転2ランを浴びてしまう。 これだけでもドラマチックだがドラマはまだ続いた。その裏、シカゴは1アウトから四球でランナーを出すと、続くアンダーソンが初球をライトへ強く叩くとボールはそのまま夜のトウモロコシ畑に消えていった。結果試合はホワイトソックスが9対8でヤンクスに勝利した。 What a moment. #MLBatFieldofDreams pic.twitter.com/sHmZ8UDRdY — MLB (@MLB) August 13, 2021 また、この試合はスタートもすばらしかった。コスナーは、試合の1時間前の特番から出演。映画でシューレス・ジョー・ジャクソンを演じたレイ・リオッタは、出演こそしなかったものの、この日のために作られた短いビデオのナレーターを務めていた。いよいよ試合が始まるという時、カメラは、とうもろこし畑の中を歩くコスナーを背中からゆっくりと追い始める。背後に流れている音楽は、映画のテーマミュージック。くぐりぬけた先にあるのは、まさに映画で見たような球場だ。彼はゆっくり、マウンドに向かって歩き続ける。そしてある時、ふと振り返ると、これまた映画のように、とうもろこし畑から選手たちが出てくるのだ。この演出がなんとも興奮させるのである。コスナーは、その後の感動のスピーチを、「Is this heaven? Yes, it is」という言葉で締め括った。もちろん...

幻の英雄ボビーフィッシャー

  こんにちは。管理人です。最近なかなかネタが無くて困っているのですが、日本では将棋の藤井壮太さんがタイトルを獲得し話題になっていますね。そこで今回はアメリカで幻の英雄の異名を持つ天才チェスプレイヤーボビー・フィッシャーについて解説したいと思います。 生い立ち ボビー・フィッシャー(Bobby Fischer、1943年3月9日 - 2008年1月17日)は、アメリカ合衆国のチェスプレーヤー。チェスの世界チャンピオン(1972年 - 1975年)。本名ロバート・ジェームズ・フィッシャー(Robert James Fischer)。 1943年3月9日、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴにおいて誕生。その後ニューヨークのブルックリンに移住。母親のレジーナ・ウェンダー・フィッシャーは当初ハーマン・J・マラーに秘書として雇われたが、マラーに才能を見い出されて、医学を学ぶように薦められた。父親のハンス・ゲルハルト・フィッシャーは、ハーマン・J・マラーと共にモスクワの大学へ招聘された生物物理学者である。2人はモスクワで結婚し、娘のジョーンが生まれた。しかし、ソ連で反ユダヤ主義が広がり出すと、ユダヤ人の2人はパリへ移住した。後にレジーナは離婚し、国籍を持っていたアメリカへ子供を連れて移住するが生活は苦しく、ジョーンを父親に預けていた。また、シカゴの病院でロバートを出産した時には、ホームレス同然だった。出生証明書にある父親の記入欄にはハンスの名が記載されているが、彼は生涯アメリカに入国したことはなかった。1949年(6歳)、ボビーの姉は、落ち着きのない弟を静かにさせるため、1ドルのチェス・セットを与えて、チェス・ゲームの簡単なルールを教えた。そこでボビーは、すぐにチェス・ゲームの虜となった。1957年(14歳)、インターナショナル・マスターとなる。 翌年(1958年、15歳)、グランドマスターとなる。15歳でのグランドマスターは、世界最年少記録だった。だが、1962年(19歳)、国際舞台から引退した(但しアメリカ国内の大会には出場した)。 プレー・スタイルにはボビー・フィッシャーならではのものがある。例えば、1956年の対ドナルド・バーン戦において、クイーンをわざと捨てることで、勝利した。また、1963年の対ロバート・バーン戦においても、ナイトを捨てて勝利した。しばしば、「天...

今見るべき、黒人をテーマにした映画

こんにちは。管理人です。今週は今見るべき黒人にフォーカスした映画をピックアップしてご紹介したいと思います。 ーラインナップー 1.それでも夜は明ける 2.ビールストリートの恋人たち 3.陽だまりのグラウンド 4.黒い司法 5.フルートベール駅で 6.タイタンズを忘れない 7.STRAIGHT OUTTA COMPTON 8.ムーンライト それではいきます 1.それでも夜は明ける  主人公のソロモン(キウェテル・イジョフォー)は、自由証明書を持つ自由黒人。生まれ育ったアメリカ東部では、白人同様の生活を営んでいる。しかし白人社会の一員ではない。さりとて黒人奴隷社会の一員でもない。そんなソロモンの宙ぶらりんの立ち位置を象徴的に表す名場面がある。奴隷として売られた最初の農園で、無能な大工の面子をつぶしたソロモンが縛り首のリンチにかけられる場面だ。  リンチを止めに入った監督官のおかげで、ソロモンは死を免れる。が、監督官が農園主を呼び戻すまでの間、首に縄をかけられたまま爪先立ちの姿勢で放置される。そんな彼の様子を、テラスの上から冷やかに見下ろす白人たち。一方ソロモンの背後に映し出される黒人奴隷たちは、触らぬ神に祟りなしとばかり、ソロモンから目線をそらして忙しく立ち働いている。白人からは見下され、黒人には無視される。そんな圧倒的アウェイの環境にいるソロモンの孤立感と、その中でサバイバルするために彼がどれほど知恵を絞り、どれほど壮絶な試練をくぐり抜けねばならないかを、スティーブ・マックィーン監督は、不気味なほどヒリヒリするこの場面を通じて饒舌に物語っている。  実際、自由黒人というアウトサイダーを主人公に奴隷制の暗黒面を見つめた点は、「アミスタッド」などの黒人奴隷を扱った過去作とは異なるこの映画の最大の個性だ。マックィーン監督は、白人でもなく奴隷でもないニュートラルな立場のソロモンを観客代表のように描き、人権を持たない奴隷の境遇に対するソロモンの驚きや屈辱感を我々に追体験させる。そして、サディスティックな農園主のごとき独裁者が支配する社会で、ソロモンと同じように自分の知性を隠し、ひたすら頭を低くして今日を生き抜こうとしている人々が、今もこの世界にいることを思い起こさせる。物語の舞台は19世紀アメリカだが、実は現代的かつグローバルな視野を持つ。そこにクレバーな魅力を感じさせる映画だ...

エリン・ブロコビッチ

(右:ご本人、左:ジュリア・ロバーツ) こんにちは。管理人です。最近、世界各国が中国に対してコロナウィルスの損害賠償を請求していますね。今回は素人ながら大企業を相手取り、見事当時アメリカ史上最高額の賠償金を勝ち取り、映画化もされたエリン・ブロコビッチを紹介します。 エリン・ブロコビッチ(Erin Brockovich, 1960年6月22日 - )は、アメリカ合衆国の環境運動家。正式な法律教育を受けていないにもかかわらず、1993年にカリフォルニア州の大手企業PG&Eを相手取って訴訟を起こし、3億3300万ドルの和解金を勝ち取った女性。 3人の子供を抱えるシングル・マザーのエリンは子供を抱えていては職探しもままならず、信号無視の車に衝突される交通事故に遭う。こちらに過失のない事故だから絶対に勝てると弁護士のエドワードはエリンの弁護を請け負うが、陪審員の目には加害者が医師であるのに対し、エリンは社会的な信用が低く、証言時の言葉遣いの悪さも災いして、金目当ての当たり屋と相手側に匂わされた結果、敗訴してしまった。事故で負傷したにもかかわらず賠償金を得ることも出来ず、生活に窮したエリンはエドワードに、勝てる裁判で負けたのだから代わりに仕事を斡旋するように要求、半ば強引に彼の事務所で働くようになる。 カリフォルニア州ヒンクリーにて、工場の敷地内に高濃度の六価クロム溶液を10年以上の長期に渡って大量に垂れ流していたPG&E社は、地域の地下水を汚染し続けた。周辺住民に癌などの健康被害が多発したことから事件として発覚し、エリンは素人ながら大企業を相手取る。当初勝てる見込みは全くなく、エドワードも諦めていたが、エリンの必死の聞き込み調査が実を結び、PG&E社は多額の賠償金を支払うことになった。これは巨額の公害賠償金支払いの最初のケースになった。大きな関心を集めた同事件は、後にジュリア・ロバーツ主演の『エリン・ブロコビッチ』として映画化された。 いやあ~アメリカの女性恐るべし!といった感じですね!勇敢な女性が多いのもアメリカの特徴の一つだと思いますね。それでは次回をお楽しみに!

世界を変えた男ージャッキー・ロビンソン

先日の4月15日は本来なら全てのメジャーリーガーが42番のユニフォームに敬意と共にそでを通すはずだった。MLBでは毎年4月15日をジャッキー・ロビンソン・デーとして黒人初のメジャーリーガーであるジャッキー・ロビンソンに敬意を払う記念日としている。そのジャッキーの話を描いた映画が『42ー世界を変えた男』である。 生い立ち 1919年1月31日ジョージア州カイロで5人兄弟の末っ子として生まれる。祖父はアフリカから連れてこられた奴隷である。生後6カ月の頃に父が蒸発したため、カリフォルニア州パサデナへ移住した。母はメイドとして働いたが、週8ドルの収入では家族を養うことができなかったため、生活保護を受けた。 兄のマシューは1936年ベルリンオリンピックの200m走で銀メダルを獲得。ロビンソンもスポーツ選手として頭角を現し、フットボール、バスケットボール、野球、陸上の4つのスポーツで奨学金をもらい、高校へ進学。1937年にパサディナ短期大学(現・パサディナ市立大学)へ進学し、1938年には午前に走幅跳で優勝し、午後に野球の試合に出場して優勝することもあった。その後、多くの大学から奨学金を提示されたが、最も条件の良い大学ではなく、自宅から通えることを理由に、1939年からはカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)へ進学した。UCLAではバスケットボールも行っており、ウディ・ストロードともチームメートだった。UCLAでは将来妻となるレイチェルと出会った。ロビンソンは黒人が仕事に就くのに学問が役に立たないと考え、母やレイチェルの反対を押し切り、1941年3月に名誉退学する。その後第二次世界大戦のため、1944年まで陸軍に所属することになる。 メジャーリーガーとして 1947年4月10日、ドジャースは「モントリオールのジャック・ルーズベルト・ロビンソンをメジャーに昇格させる。彼は直ちにチームに合流するだろう」と発表。開幕戦の4月15日に本拠地のエベッツ・フィールドには26,623人の観客のうち半数以上の14,000人はロビンソンを見ようとする黒人だった。そしてロビンソンはアフリカ系アメリカ人のメジャーリーガーとしては1884年のモーゼス・フリート・ウォーカー以来63年ぶりにメジャーデビューを果たした。 MLBのオーナー会議ではドジャースを除く全15球団が...

新20ドル札の顔、ハリエット・タブマンとは

こんにちは。管理人です。現在アメリカのコロナウィルス感染者数は世界ワースト1位となり、多くの人々が苦しんでいます。その中でもシカゴやニューヨーク、ニューオーリンズではラティーノや黒人の死亡率が高いことが取り上げられています。理由としては低所得で出勤せざるを得ない日雇い労働者が多いことが挙げられます。 現在アメリカでは中間選挙にむけて予備選挙が進んでいますが、打倒トランプを掲げる民主党候補者のバイデン氏はオバマ政権時に副大統領を務めていたため黒人層から人気があるんです。今回のコロナウィルスの影響を受けて、オバマケアの復活と黒人の地位向上を訴えるのは明らかです。そんな中、今年ある映画が公開されます。その名も『ハリエット』これはハリエット・タブマンという実在したアメリカ奴隷解放家の黒人女性です。女性版 フレデリック・ダグラス と言ってもいいかもしれません。 また、2020年の今年はハリエット・タブマンにとって特別な年となるはずでした。なぜなら、今年から新たに発行される新20ドル札の肖像画は彼女になるはずだったからです。それまではアンドリュー・ジャクソンが描かれていましたが、彼女の功績を称えて今年から刷新されるはずでした。しかし、スティーブ・ムニューシン財務長官は22日、20ドル札のデザインを2020年にハリエット・タブマン(Harriet Tubman)の肖像に刷新する予定を延期することを明らかにした。 この日、ムニューシン長官は下院金融委員会に出席し、証言を行なった。アヤンナ・プレスリー議員(民主党)から、2020年の変更について質問を受けると、2028年までは20ドル札の新デザインの発行はないと語った。加えて、20ドル札の前に、10ドル札と50ドル札の刷新があることを明らかにした。「アメリカの偉大な歴史に貢献した人物について、紙幣が多様性を反映していない」と問題点を述べるプレスリー議員に対し、ムニューシン長官は、デザインの変更の主な理由は偽札問題への対応であり、イメージの問題ではないと語った。セキュリティのための変更を2020年に実施する可能性を示しつつ、イメージ変更は2026年まではないだろうと述べた。もし、アメリカのドル紙幣に黒人である彼女が起用されていたら今回が初めてであったため、これは非常に大きな出来事...

FOXで起こったスキャンダルが映画化!

最近、世界各国で女性によるセクハラなどの告発が一種のムーブメントになっていますよね。"#Metoo"などがその典型です。そして今回取り上げるのはFOXで起こったセクハラスキャンダルです。この事件は2月に日本で公開される映画「スキャンダル(原題:bombshell)」の元ネタにもなっているのですが、一体どのような事件だったのでしょうか。見ていきましょう。 事件の発端は2016年にFOXニュースのアナウンサーであるグレッチェン・カールソンさんがセクハラに遭ったとしてFOXニュースのCEOであるロジャー・エイルズ氏を訴えたことから始まる。 エイルズ氏は、元ミス・アメリカでFOXニュースのキャスターを務めていたカールソンさんに性的な関係を迫ったとの疑惑を否定していた。しかしこの裁判がきっかけで、他の女性職員も次々と被害を訴え、カールソンさんの主張を裏付ける形となった。  親会社の21世紀フォックス(21st Century Fox)は、「グレッチェンが、彼女をはじめ職員全員に向けられるべき敬意と尊厳に満ちた待遇を受けていなかったという事実を心から遺憾に思い、謝罪する」との声明を出した。  声明には詳細な和解条件は記されていないが、米誌ヴァニティ・フェア(Vanity Fair)は複数の関係筋の話として、FOX側がカールソンさんに2000万ドルの示談金を支払うと報じた。 その他にも近年アメリカ国内でさまざまなセクハラの告発が相次いでいます。 2017年10月29日、俳優のケビン・スペイシーが、30年以上前の強姦未遂を当時14歳だったアンソニー・ラップに告発され、「覚えていない」としながらも謝罪し、かねてから噂のあった同性愛者であることを告白した。同性愛の告白は非難をかわすためのものだと批判された。その後も業界関係者ら十数名から告発が相次ぎ、出演作品からの降板が決まった。 11月9日、コメディアンのルイ・C・Kが5人の女性からセクハラを告発され、番組からの降板が決まり、17日に公開予定だった映画の上映が中止された。同9日、アラバマ州上院補選の共和党候補ロイ・ムーア元判事が複数の女性から性被害を告発された。これに対しムーアは「魔女狩りであり、典型的なフェイクニュースだ」と反論したが、12月12日の選挙で落選した。 また、テレビ...

アメリカのトラウマ、イランアメリカ大使館人質事件とは

イランアメリカ大使館人質事件は、1979年11月にイランで発生した、アメリカ大使館に対する占拠及び人質事件である。実に444日間に及んだこの事件は今でもアメリカのトラウマとなっている。映画『アルゴ』はこの事件を題材としていますよね。 パフラヴィー皇帝とアメリカ 第二次世界大戦後のイランは、パフラヴィー朝の皇帝モハンマド・レザー・パフラヴィーが、アメリカをはじめとする欧米諸国からの支援を元に開発独裁と親欧米化路線を進め、欧米諸国の外国資本の導入に努めた。また、日本の飛躍的な経済成長に注目して「白色革命」に着手し、土地の改革、国営企業の民営化、労使間の利益分配、教育の振興、農村の開発などの改革を実行したほか、女性解放をかかげてヒジャブの着用を禁止し、婦人参政権を確立するなど政教分離原則化を進めた。 さらにイスラム圏ではトルコに次いでイスラエルと国交を樹立した。この様な近代化および西洋化、そして政教分離政策は欧米諸国から歓迎され、特にアメリカの歴代政権は石油供給の面から、最新の武器供給やボーイング747SPの販売など、パフラヴィー皇帝に対する様々な支援を惜しまなかった。 しかしこれらの政策は、ルーホッラー・ホメイニーらイスラム法学者の反発を招いた。これに対してパフラヴィー皇帝はイスラム原理主義者をはじめとする急進派を中心にした反体制派を弾圧、投獄するに至った。このため、反体制派はフランスのパリに亡命を余儀なくされていた。 イラン革命 しかし、1970年代中盤に起きたオイルショック後の急速な原油価格の安定化などを受けてイラン経済が不調に陥ったことや、国内の貧富の差が広まったことなどを受けて皇帝に対する国民の不満が高まったことなどを追い風に、イスラム原理主義的な反体制派は、次第に無学な農民や労働者階級からの支持を受けることとなった。 なお、アメリカを後ろ盾とするパフラヴィー皇帝の西洋化と開発独裁体制に対する反体制運動は、ホメイニーをはじめとするイスラム主義者のみならず、モジャーヘディーネ・ハルグやソ連などが支援したイラン共産党(トゥーデ党)などの左翼なども参加して激化し、国内ではこれらの勢力の資金援助を受けたデモやストライキが頻発した。 さらにホメイニーを指導者とするイスラム教十二イマーム派(シーア派)のイスラム法学者が支柱となった反体制勢...

ウォール街が分かる映画3本

先日、映画「ハミングバード・プロジェクト」を観てきました。この映画はマイケル・ルイスが書いた「フラッシュボーイズ」という本が原作となっています。感想を言うとネタバレになるので詳しくは言いませんが、いわゆる頭の良い人たちが悪知恵を使って儲けようという実に金融映画らしい作品となっています(管理人はこういうマネーゲーム系が好きなのでそこそこ満足できた)主人公のヴィンセントを演じるのは映画「ソーシャルネットワーク」でフェイスブックのCEO、マーク・ザッカーバーグを演じたジェシー・アイゼンバーグ。ヴィンセント役とザッカーバーグ役の共通点はどちらも頭の良いユダヤ系アメリカ人役であること。アイゼンバーグ自身がユダヤ系アメリカ人なので、どちらも再現性がありハマり役です。(ハミングバードプロジェクト予告編: https://www.youtube.com/watch?v=B56krI0bZWc ) さて、今回のトピックなのですが、ウォール街が分かる金融映画3本をみなさんにご紹介したいと思います!それでは見ていきましょう! 1.マネー・ショート この映画はリーマンショックの舞台裏を描いており、証券会社がいかに顧客を騙していたかが描かれています。この作品もハミングバードプロジェクトと同じく、マイケル・ルイスの著書が原作となっています。劇中でCDOやCDS、モーゲージなどの難しい金融用語が出てくるのですが、セレーナ・ゴメスやマーゴット・ロビーが優しく解説してくれます(笑)ブラット・ピットやライアン・ゴスリングなどのイケメン俳優も出演しています。ブラット・ピットはマイケル・ルイスの著書が原作になっている「マネーボール」にも主人公として出演していましたね。お気に入りなのでしょうか? 金融映画はスマートな雰囲気を出したいのか、やたらイケメンが出てくる気がします。次はあのイケメンが主人公の作品です!(マネーショート予告編: https://www.youtube.com/watch?v=3dVHToERcDc ) 2.ウルフ・オブ・ウォールストリート この作品はレオナルド・ディカプリオが證券詐欺や相場操縦によって逮捕されたジョーダン・ベルフォートという実在する人物を演じています。この作品は金融を描いているというよりはベルフォ...