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【祝100本目】これまでの投稿を振り返る

  こんにちは、管理人です。American Insight Blogはこの投稿で100本目となります!! いやー、ここまでくるのに長かった(自分の投稿頻度が下がったのが原因だけどw) 新卒就活時に気を紛らわすために始めたブログが今日まで続いていることに正直驚いてます。そこは自分を褒めたいです。ということで、今回は今まで投稿してきた記事の中で管理人が選ぶベスト記事5本を紹介します!それでは早速見ていきましょう! (1) アメリカ社会に根付くプラグマティズムとは? 合理主義アメリカのバックボーンとなっているプラグマティズム(道具主義)に言及した記事です。日本も見習うべきなので、ぜひご一読あれ。 (2) 世界の経済を牛耳る⁈アメリカの格付け会社 全ての金融商品に格付けをする会社がこの世には存在します。なぜ日本人に馴染みがないかというと、この世のほとんどの金融商品に格付けしているのはアメリカの大手3社だから! リーマンショックの起因ともなった彼らの存在は知っておくべき、、。 (3) オリンピックにおけるアメリカの影響力 今年はオリンピックイヤーなので入れました。オリンピックの裏にアメリカあり。これはスポーツ界では常識です。スポーツビジネスにおいてアメリカの上に立つ国など存在しないのです。 (4) アメリカらしい粋な計らい特集 こちらはほっこり系。合理主義アメリカですが、もちろんハートフルな人も沢山います。こういう粋な計らいは日本以上だと思います。こういう感覚を日本人にも持ってほしいですね。 (5) ニューヨークに行ってきた!① 私が実際にニューヨークに行った時の様子をまとめた投稿です。私自身も一度は必ず訪れてみたい場所だったので、とても良い経験となりました。この直後にコロナによりゴーストタウンと化してしまいましたが、コロナ前にNYを訪問できてラッキーでした。 100本目の投稿としてはなんだか簡素な投稿内容になってしまいましたが、これからも当ブログをよろしくお願い致します。

アメリカに根付くセカンドチャンス文化(2/2)

こんにちは。管理人です。今回は前回のつづきでアメリカのセカンドチャンス文化の考察をしていきたいと思います。 4.キリスト教の施し  前項では「セカンドチャンス」を与えるための制度的な枠組みを論じた。一方でアメリカ社会においては、「セカンドチャンス」を与えることについて、人々の間に共通する考えはあるだろうか。  アメリカは多人種多民族国家であり、さまざまな価値観が存在する。しかしながら、アメリカには、人々に共有される価値観があるとも考えられる。それは、宗教であり、キリスト教である。アメリカ人の7割、もしくは8割は、キリスト教徒であると言われている。キリスト教とは、どんな宗教なのか。多くの宗教においては赦しが伝統的に美徳とされている。なかでも、キリスト教では、赦しが高く評価されている。なぜなら、キリスト教の神は悪を受け入れ、罪深い人間を赦す唯一の神だからである。 1957年8月19日、アーミッシュ居住区で2人組の若い非アーミッシュ男性が金銭目当ての強盗をし、農夫が殺される事件が起きた。この事件でもアーミッシュは犯人への憎しみを全く示さず、殺された農夫の家族は、犯人に復讐したい気持ちを持たなかった。殺された農夫の父親は、息子のことを思うのは辛いといっていたが、殺人犯に「神があなたをお赦しになりますように」と伝えたという。殺人犯は、裁判で死刑判決を受けた。しかし、アーミッシュから殺人犯の寛大な措置を求める手紙が殺到した。アーミッシュは、犯罪には報いが伴うべきだと考えているが、助命嘆願をしなければアーミッシュとして非難を免れないともしている。37 ここから、アーミッシュは犯罪者に対して、一生憎むのではなく、寛容な気持ちが必要だと考えていることがわかる。聖書のある一節には、もし人の過ちを赦すなら、あなたがたの天の父もあなたがたの過ちをお赦しになる。しかし、もし人を赦さないなら、あなたがたの父もあなたがたの過ちをお赦しにならない、という言葉がある。アーミッシュによると、アーミッシュの赦しはキリスト教の赦しそのものである。  アーミッシュはアメリカ国内における少数派のクリスチャンであるが、一方でこれらの事件によって、多くのクリスチャンのアメリカ人たちが自らの信仰を省みることとなった。アーミッシュの小さな町ランカスター(ペンシルヴァニア州)で起こった事件は、多くの共感を呼び、赦しがア...

アメリカに根付くセカンドチャンス文化(1/2)

こんにちは。管理人です。今回はアメリカのセカンドチャンス文化についてのトピックです。日本や韓国では芸能人などのスキャンダルが出るとなかなか再復帰が難しかったりしますよね。それに比べるとアメリカは比較的そこに関しては優しい方だと思います。では、何故アメリカではセカンドチャンス文化が浸透しているのでしょうか。そこを探っていきます。 1.学校教育 アメリカでは日本より教育の選択肢が豊富である。これをオルタナティブ教育と呼び、モンテッソーリ教育やホームスクーリングなど個人個人に合わせて教育スタイルを選べるシステムのことです。   例えば、カリフォルニア州オレンジ郡にある不登校学習センター(TLC:Truancy Learning Center)には、全日制コースと個人学習コースがあり、生徒のさまざまな問題や要求に対応している。全日制コースでは、1人の先生がほとんどのクラスを教えるため、先生と生徒との関係が築きやすい。また、コミュニケーションが図りやすくなり、生徒同士のケンカやトラブルを早期に防止できる。個人学習コースでは、自宅で好きな時間帯に勉強することができる。また、クラスが退屈な生徒、銃犯罪や校内暴力などのいじめが怖くて学校に行けない生徒、家庭が貧しくて働かなければいけない生徒などにとっては良い環境だ。アメリカでは、このような特別学習センターが各地に設立されている。 オルタナティブ教育は、 生徒を型にはめないことで、自主的にさせる ことができ、意欲的に参加することで、生徒のセカンドチャンスに実質的につながっていることがわかる。 2.犯罪者の社会復帰 日本では1度過ちを起こすと、社会復帰することが難しい。しかし、メジャーリーガーのダルビッシュ有投手は、アメリカでは1度過ちを起こしても、もう1度チャンスを得ること ができると主張している。レンジャーズのジョシュ・ハミルトン外野手は、2001年の交通事故による怪我の治療中、期待の重圧にこたえられないことからコカイン依存症に陥った。しかし、度重なる挫折を経験しながらも、2005年頃には、アルコールや薬物との決別の意志を固め、再起した。その数ヶ月後には独立リーグから契約の打診が来るようになった。同じくレンジャーズのロン・ワシントン前監督も2010年に、コカイン使用が明らかになった後も監督を続けている。 スポーツ選手だけではなく、俳...

アメリカ社会に根付くプラグマティズムとは?

よくアメリカは合理主義などと言う人がいます。それはあながち間違っていないと思います。私はその合理主義の根底にプラグマティズムの思想があると考えています。 プラグマティズムとは何か プラグマティズムは次のように定義されています。 行動を人生の中心にすえ,思考,観念,信念は行動を指導すると同時に,逆に行動を通じて改造されるものであるとする。そして行動の最も洗練された典型的な形態を科学の実験に求め,その論理を哲学的諸問題の解決に応用しようとするもの。 難しめなので要約すると、「いろいろ考え込んだって、要は行動しないと意味ないよね。で、判断基準もあいまいなヤツじゃなくって、科学的なアプローチで裏を取るべきだよね。その結果をもとにいろいろ考えていけばいいと思うよ。」ってことだと思います。 この雰囲気って、かなり、アメリカ人っぽくないですか? プラグマティズムは1870〜74年の私的なクラブに起源を有する思想であり、その代表的なメンバーとして チャールズ・サンダース・パース、ウィリアム・ジェームズ らがいる。 プラグマティズムはジェームズによって広く知られるようになり、20世紀初頭のアメリカ思潮の主流となった。心理学者の唱える「行動主義 behaviorism」、記号論研究者の「科学的経験主義 scientific empiricism」、物理学者の「操作主義 operationalism」など及んだ影響は広く、現代科学では統計学や工学においてこの思想は顕著である。プラグマティズムは、社会学、教育学、流通経済学などアカデミズムにも多大な影響を与えたが、それにとどまらず、アメリカ市民社会の中に流布して通俗化され、ビジネスや政治、社会についての見方として広く一般化してきた。 その歴史は前期と後期に大別され、後期のプラグマティズムはシカゴ大学を中心に発展したため、シカゴ学派とも呼ばれる。シカゴ学派の代表的な者に ジョン・デューイ 、心理学者のジョージ・ハーバート・ミードらがいる。 その後、チャールズ・W・モリス、ジョセフ・フレッチャー、ウィラード・ヴァン・オーマン・クワイン、 リチャード・ローティ らによってネオプラグマティズムとして承継発展されている。 もっと分かりやすくエミネムさんに教えてもらいたい人はこちらの動画をご覧くださ...