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ワシントンDCのプロスポーツ特集

八村塁のウィザーズ入団やナショナルズのワールドシリーズで盛り上がっているワシントンDC。ということで、今回はワシントンDCのプロスポーツチームについて解説していきたいと思います! ワシントン・ナショナルズ(MLB) ワシントン・ナショナルズ (英語: Washington Nationals、略称: WSH) は、メジャーリーグベースボール(以下、MLB)ナショナルリーグ東地区所属のプロ野球チーム。本拠地はワシントンD.C.にあるナショナルズ・パーク。Nats(ナッツ)と略されることもある。 2004年までは「モントリオール・エクスポズ(英語: Montreal Expos、略称: MON)」の名で、カナダケベック州モントリオールを本拠地としていた。由来は、1967年モントリオールで開催された万国博覧会「Expo '67」。2005年にアメリカ合衆国のワシントンD.C.に移転したことにより、アメリカ国外に拠点を置くMLB球団はトロント・ブルージェイズのみとなった。 主力選手 (左)フアン・ソト (右)マックス・シャーザー ワシントン・ウィザーズ(NBA) ワシントン・ウィザーズ(Washington Wizards)は、アメリカ合衆国ワシントンD.C.に本拠を置く全米プロバスケットボール協会(NBA)のチーム。イースタン・カンファレンス、サウスイースト・ディビジョン所属。チーム名は1997年まで"bullets"「弾丸」であったが、銃社会が批判に曝される風潮の中、イメージダウンを招くとして"Wizard"「魔法使い」に変更された。あのマイケル・ジョーダンが最後に所属したチームでもある 主力選手 (左)ジョン・ウォール (中)ブラッドリー・ビール (右)八村塁 ワシントン・レッドスキンズ(NFL) ワシントン・レッドスキンズ(英語: Washington Redskins、略称: WAS)は、アメリカ合衆国ワシントンD.C.都市圏のメリーランド州ランドーバー(en)に本拠地をおくNFLチーム。NFC東地区に所属している。 チームの評価額はフォーブスによれば29億5000万ドルでNFL第5位となっている。2007年まで8年連続観客動員リーグ1位となっている。リーグチ...

ウォール街が分かる映画3本

先日、映画「ハミングバード・プロジェクト」を観てきました。この映画はマイケル・ルイスが書いた「フラッシュボーイズ」という本が原作となっています。感想を言うとネタバレになるので詳しくは言いませんが、いわゆる頭の良い人たちが悪知恵を使って儲けようという実に金融映画らしい作品となっています(管理人はこういうマネーゲーム系が好きなのでそこそこ満足できた)主人公のヴィンセントを演じるのは映画「ソーシャルネットワーク」でフェイスブックのCEO、マーク・ザッカーバーグを演じたジェシー・アイゼンバーグ。ヴィンセント役とザッカーバーグ役の共通点はどちらも頭の良いユダヤ系アメリカ人役であること。アイゼンバーグ自身がユダヤ系アメリカ人なので、どちらも再現性がありハマり役です。(ハミングバードプロジェクト予告編: https://www.youtube.com/watch?v=B56krI0bZWc ) さて、今回のトピックなのですが、ウォール街が分かる金融映画3本をみなさんにご紹介したいと思います!それでは見ていきましょう! 1.マネー・ショート この映画はリーマンショックの舞台裏を描いており、証券会社がいかに顧客を騙していたかが描かれています。この作品もハミングバードプロジェクトと同じく、マイケル・ルイスの著書が原作となっています。劇中でCDOやCDS、モーゲージなどの難しい金融用語が出てくるのですが、セレーナ・ゴメスやマーゴット・ロビーが優しく解説してくれます(笑)ブラット・ピットやライアン・ゴスリングなどのイケメン俳優も出演しています。ブラット・ピットはマイケル・ルイスの著書が原作になっている「マネーボール」にも主人公として出演していましたね。お気に入りなのでしょうか? 金融映画はスマートな雰囲気を出したいのか、やたらイケメンが出てくる気がします。次はあのイケメンが主人公の作品です!(マネーショート予告編: https://www.youtube.com/watch?v=3dVHToERcDc ) 2.ウルフ・オブ・ウォールストリート この作品はレオナルド・ディカプリオが證券詐欺や相場操縦によって逮捕されたジョーダン・ベルフォートという実在する人物を演じています。この作品は金融を描いているというよりはベルフォ...

アメリカの各州の消費税は何%?

先日、日本ではついに消費税が8%から10%に引き上げられましたね。これから日本の消費がさらに冷え込みそうです…。(T_T) ところで、アメリカは州ごとに消費税が異なります。今回はアメリカ各州の消費税と消費税が低い州と高い州についてまとめてみました。では、早速見ていきましょう! 上の画像はアメリカ全州のそれぞれの消費税をまとめた図です。緑が薄いところほど消費税が低く、濃いところほど消費税が高いということになります。 一見するとカリフォルニアやミシシッピ、インディアナなどが消費税の高い州で、反対にデラウェアやオレゴン、アラスカ、ニューハンプシャーなどは消費税が無いように見えますが、これはあくまで州税にすぎません。アメリカは二重課税方式といって連邦税と州税を合計して支払う税金が決定します。よって次はステートタックスが低い、高い州TOP5とトータルタックスが低い、高い州TOP5を見ていきます。 ステートタックスが低い州TOP5 1位 Alaska    0% 1位 Delaware    0% 1位 Montana    0% 1位 New Hampshire 0% 1位 Oregon    0% なんとTOP5は同立1位で消費税ゼロの5つの州がランクイン。ちなみに消費税がある州で消費税が最も低いのはコロラドの2.9%となっています。では、なぜこれらの州は消費税がこれほどに低いのでしょうか。アメリカの場合、大体このように何かの税率が低い場合はその他の税率(法人税など)が高く設定されている場合が多いです。そうでないと州の運営が困難になりますからね。ただし、デラウェア州だけは特別で、世界的に有名なタックスヘイブンとなっており、消費税以外の税率も低く設定されています。これは人口が少なく、全米で2番目に小さな州であるデラウェアだからこそできるのだと思います。 ステートタックスが高い州TOP5 1位 California    7.25% 2位 Tennessee    7% 2位 Mississippi    7% 2位 Indiana    7% 2位 Rhode Island 7% 1位は冒頭でも名前を出したカリ...

アメリカスポーツ史における名場面TOP5

先日、日本中が感動に包まれた。ラグビー日本代表が強豪アイルランドを破るという歴史的ジャイアントキリングを成し遂げたからだ。そこで今回はアメリカスポーツ史における名場面TOP5をご紹介します。先に行っておきますがNFL,NBA,MLBなどの国内スポーツがメインです。 第5位 マイケル・フェルプスが8つの金メダルを獲得 オリンピックでの金メダル獲得は多くのアスリートの夢でもあります。 2008年の北京五輪でフェルプスは8つの金メダル獲得に成功しました。彼の記録達成の目標となっていたのは元アメリカの水泳選手であったマーク・スプリッツでした。彼はそれまでの1大会の最多記録である、7つのメダル獲得という記録を持っていました。フェルプスはこの偉業を成し遂げた中で7つの世界記録を作り、歴史上もっとも偉大なスイマーであることを証明しました。 第4位 ウィルト・チェンバレンの100点ゲーム 彼は自身のキャリアの中で数々の称賛を受けてきましたが、これが最も有名です。彼は試合でコートを支配し、いつも多くの得点をし続けてきました。しかし、1962年の3月2日、かれは人々の予想を超えてきました。1試合で100得点を挙げたのです。この記録は決して破られることはないでしょう。 第3位  マイケル・ジョーダンの "The Shot"  マイケル・ジョーダンはキャリアのなかで数々の大舞台でビッグショットを決めてきましたが、この"The Shot"を超えるビッグショットは未だにありません。1989年のプレーオフ、クリーブランド・キャバリアーズと戦ったイースタン・カンファレンス1回戦、2勝2敗で迎えた第5戦終了直前(残り3秒)99対100の場面で、ジョーダンは空中でマーカーのクレイグ・イーローをかわし難しいジャンプシュートを放ち、終了のブザーと同時に逆転を成功させた。このシュートでブルズのカンファレンス・セミファイナル進出が決まった。このシュートを英語圏では The Shot と呼ぶことがある。 第2位 ベーブ・ルースの予告ホームラン このシリーズの第3戦で、ルースは球史に残る有名な「予告ホームラン」を放つ。打席に立ったルースは外野フェンスを指さし、その後に放った打...

アメリカの停電

先日の台風で千葉県に甚大な被害が出ています。実はアメリカでも7月にニューヨークで大規模な停電がありました。その時はどのような様子だったのでしょうか。 <7月13日午後7時、ニューヨーク、マンハッタンのミッドタウン中心街で停電が起きた。完全復旧までの5時間、何が起きていたのか......> 7月13日午後7時前、ニューヨークの一部地区で大規模な停電が発生した。 停電が起きたのは、マンハッタンのミッドタウン中心街という、もっとも人が集まる商業エリアだ。店舗、レストラン、ホテル、ブロードウェイの劇場街などが密集し、人々の暮らしもそこにある。 いつもは目眩がしそうなほど煌びやかなデジタルサイネージのあるタイムズスクエアも、この日は真っ暗に(冒頭の写真)。 地元メディアの報道では、ピーク時で7万2000世帯に影響が出たという。信号が消え、地下鉄が止まるなどし、多くの人で溢れかえる土曜日の夜、街は大混乱に陥った。 完全普及まで5時間を要し、午前0時ごろ街に光が戻った。CBSニュースの報道では、西64丁目にある変電所での不具合が原因とみられている。 ニューヨークは夏時間のため、午後7時といえども外はまだ昼間のように明るい。しかし日没時間(午後8時半)を過ぎると徐々に暗くなり、日没後は車のヘッドライトだけが灯る状態になった。最高気温が30度近くに上った日でもあり、エアコンも使えず暑さとの戦いでもあった。 もっとも大変だったのはエレベーターや地下鉄に閉じ込められた人、超高層階の住民、乳児のいる家庭、病気の人や老人だろう。蒸し暑く暗い密室で、または病院に行きたくても交通の大混乱でタクシーが捕まらない状態で、いつ復旧するともわからないなかどんなにか心細かっただろう。 在住者はその時間、どのように過ごしていたか? 筆者は幸か不幸か、前回(2003年)も今回もドラマチックな体験を免れた。ちょうどこの時間、私は停電発生現場から車で1時間半ほど離れた市内のビーチに出かけていた。午後9時ごろ、携帯に流れてきたニュースで停電を知ったのだった。 03年の大停電は米北東部および中西部と広範囲で発生したが、当時居住していたクィーンズ区のアパートにたまたまいたため、多くの人が体験した「何時間も徒歩で帰宅」することもなかった。 当時アメリカ人ルームメイト3人と...

世界の経済を牛耳る⁈アメリカの格付け会社

経済の話をする時、必ずと言っていいほど出てくるのが株式や債券の話。その株式や債券の安全度をランク付けしている会社を格付け会社といいます。今回はその中でも世界三大格付け会社と言われるアメリカの大手三社を解説したいと思います。 ・そもそも格付け機関とは 格付会社は、発行体からの依頼により、または依頼を受けずに、経営陣とのミーティング、財務分析、業界分析などを行い、金融商品または企業・政府などの信用力をある一定の基準に基づいて、「Aa3」「AA-」などの記号や数字を用いて表示した等級で評価する。この「Aa3」「AA-」などと付けられた評価を信用格付けという。この信用格付は公表され、投資家が債券などの金融商品への投資を行なう際の参考データとなるほか、株価などに大きな影響力を持っている。 格付け機関の影響力 しかし、2008年の世界金融危機の際には、それまで最上級のトリプルA(AaaまたはAAA)の信用格付けが付与されていたサブプライムローンが、数日後にはジャンク格にまで格下げされるなど、リーマン・ショックを引き起こした一端として、格付会社のあり方がG7で問題になった。 近年では、個々の債券のみならず、債券の発行体(企業)自体も評価している。大学や株式、プロジェクト・ファイナンス、ストラクチャード・ファイナンス等による金融商品も、格付会社による信用格付の対象となっている。 信用格付けは将来についての評価であるため、必然的に主観的な評価となる。格付会社はできるだけ公平・中立な評価を行なうため、複数のアナリストの意見をもとに信用格付を行うが、主観的な評価となることは避けられない。格付会社のポリシー、見解の相違、方法論、利益相反行為は微妙に異なるため、同じ発行体への評価でも、格付会社によって信用格付が異なることがある。 格付け機関の立ち位置 信用格付けはあくまで 「格付会社の私的な意見」 であり、投資情報の一つとして位置づけられるものである。また、低い信用格付をつけられた発行体から反論が行なわれることがある。発行体の宣伝活動やディスクローズ誌で、高格付を対外的にアピールする企業は多いが、個々の債券に対する信用格付けは、あくまで「債務の履行能力」を評価しており、当該企業に対する総合的な評価や成長性を示したものではないことにも注意する必要がある。 ...

破綻から6年。デトロイトの現状

財政破綻都市・デトロイト。アメリカ合衆国ミシガン州に位置し、過去に自動車産業で栄華を極めた街が1兆8千億円の連邦破産法の適用を受けたのが2013年。その後「全米一の治安の悪い都市」とされ、人口も180万人の最盛期から70万人へと激減した。 この都市でこの5月「サステナブル・ブランド国際会議2017」は開催されることとなり、当初は「どうなることか」と思っていた。が、そこには新しい都市へと生まれ変わろうと民間企業が動き出す姿があった。 デトロイト関連で日本でも話題となったのが、印象派の絵画を多く所蔵するデトロイト美術館の6万5千点の美術品を市が売却しようとした時だ。これに対する市民の反対運動と様々な寄付が集まったことで、結果として一点たりとも売却されることはなくなり、美術館は市民の誇りとなった。 この街の再生を民間投資で始めたのが「Quicken Loan」という金融機関創業者であり、バスケットボールなどのプロスポーツチームのオーナーであるDan・Gilbertである。デトロイト復興のために、まずはQuicken Loanの本社をデトロイトに移し、さらに総合不動産デベロッパーの“BEDROCK”を創設した。 BEDROCKは、街の再開発だけではなくテナント誘致からそのプロモーションといった細部に至るまで、まちづくりの全てを行う。そのために2200億円を投資し、95の不動産を取得し都市再生を行った。その取得用地は150万平方メートルにも及び、14000人以上の雇用を創出した。 この動きに共感したのがカジュアルな腕時計で世界を席巻した「Fossil」の創業者Tom・Kartsotisだ。彼自身はテキサス州出身であるが、デトロイトの再生に関心をもち、デトロイト発のアメリカン・クオリティ“SHINOLA” を立ち上げた。SHINOLAは、時計から自転車・バッグを製造販売し、コーヒショップも併設し、新しいライフスタイルを提供している。ここでは350人以上の雇用を生むこととなった。 ここが世界中の注目を集めたのは、オバマ前大統領のデトロイト訪問時のこと。「これこそアメリカ再生のモデルだ」として、SHINOLAの腕時計を購入し、さらに英国のキャメロン前首相にもプレゼントしたエピソードで一躍話題となった。 そしてこのDanとTomが共同で立ち上げるのが201...