皆さんの好きな音楽のジャンルや年代は何ですか?私は80年代の洋楽が好きです。実は今、アメリカの若者の間で80年代の音楽がリバイバル中なのです。今回はその話題について書いていきたいと思います。
米国の音楽ファンは、10人に6人が自分の音楽の好みから、生まれた時代を間違えたと感じているという。また米国の音楽ファンの約半数はTikTok、Instagram、YouTubeなどのおかげで、10年以上前に発売された曲を最近知り、また3分の2以上が過去の名曲を再発見しているという。最新調査結果より。
米国の成人2,000人を対象とした最近の調査によると、約4人に1人が往年のヒット曲の発見をソーシャルメディア上のバイラル・トレンドのおかげだとしています。これらの発掘されたヒット曲には、プリンスの「Purple Rain」、イーグルスの「Hotel California」のほか、ボニーMの「Rasputin」やマネスキンの「Beggin」のカヴァーなど、TikTokでのバイラルソングも含まれています。
OnePoll社がDolby Laboratories社の委託を受けて実施したこの調査では、米国の大人たちがノスタルジックな気分に浸っていることがわかりました。この感情はZ世代で非常に高く、70%近くが10年以上前の代表的な曲を最近初めて知ったと答えています。全体では、3分の2以上の人が過去の名曲を再発見しています。
また、10人に6人の大人が、自分の音楽の好みから、生まれた時代を間違えたと感じていることがわかりました。その中には、Z世代の80%近くも含まれています。そのためか、70%近くの人が自分のプレイリストを他人、特に上司と共有することを恥ずかしいと思っているという。
Dolby Laboratories社のエンタテインメント部門シニア・バイスプレジデントであるジョン・クーリングは、次のように述べています。
「過去の時代の曲が復活しているのは、より多くのアメリカ人が、これらの象徴的な名曲を初めて発見したり、再発見したりしているからです。これには、過去の時代の音楽に強い関心を示しているZ世代も含まれています。これは強力な現象であり、多くのアメリカ人の音楽嗜好に永続的な影響を与えると考えています」
また、10人に6人は、テレビ番組や映画を見て、新しいアーティストや曲を発見したことがあります。『America's Got Talent』『The Voice』のような音楽番組を挙げた人もいれば、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』や『ブリジャートン家』、さらには『イカゲーム』のような大ヒット番組を挙げる人もいました。
ほとんどの回答者は、新しい曲を発見する方法として、ソーシャルメディアを主に利用していると答えています(57%)。これに加えて、ストリーミングサービスからのおすすめもあります(53%)。新しい音楽を見つけるためのソーシャルネットワークとしては、YouTube(79%)がトップで、Facebook(71%)、Instagram(68%)、TikTok(57%)などのプラットフォームも大きな影響力を持っています。一方で、以前は嫌いだったジャンルに今夢中になっている理由を、44%がソーシャルメディアのせいにしています。
3分の2以上が、2020年以前に比べて、1日に音楽を聴く時間が増えていると答え、半数以上が1日に4時間以上音楽を聴いています。また、55%の人がストリーミング配信の契約などのために、毎月の音楽の購入に、より多くのお金を費やすようになったと答えています。
多くの人が音楽ストリーミング配信の利用料を選択する際に、何よりも音質を優先しています。90%近くの人が、音質の向上は「必須の機能」であると考えており、音楽ストリーミングの定額制を利用している約3分の2の人は、広告なしで聴けることや限定コンテンツ、アカウントに複数のユーザーを追加できることなど、他の機能よりも音質の向上が重要であると述べています。
また、音楽配信サービスを利用しているZ世代の回答者の約半数は、最新のオーディオ技術へのアクセスを希望しています。
70%以上の回答者が、音楽を楽しむために、今後6ヶ月以内に新しいオーディオ機器を購入する可能性があると答えています。この傾向は、Z世代(86%)で最も高くなっています。
アメリカの音楽だけでなく、日本の80年代シティポップも熱いです。数年前には松原みきさんの「真夜中のドア」や竹内まりやさんの「Plastic Love」がレイニッチさんによりカバーされバズりましたよね。
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