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12月, 2019の投稿を表示しています

2020年の中間選挙について

今年も残すところあと、数時間になりました。今年最後の投稿は来年の中間選挙についてです。トップ画像は民主党の候補者たちなのですが詳しくは こちら をご参照ください。 現大統領のトランプはロシアゲートなどの一連の疑惑で弾劾裁判にかけられますが、ほぼ罷免されるでしょう。一方でアメリカ経済じたいは株価も伸びており、一概にトランプを非難できないところもあります。ミレニアルズ世代は日本の若者と同じく、お金がないので消費をしない世代です。日本と違うのはミレニアルズ世代の数が多いことです。ボリューム層であるこの世代の購買がアメリカ経済にどう影響するのかが注目です。管理人的にはサンダースが掲げていた学生ローンをチャラにすることができれば、アメリカの経済、ひいては世界の学生たちに巨大なインパクトを与えると予想しています。 ところで前回の選挙で青から赤の州に変わったスイングステートのミシガン州ではどのような声が出ているのでしょうか。 ミシガンでは意見は五分五分に分かれているようです。ミシガンはラストベルトとも言われていますが、破綻したデトロイト市もかつてよりは回復しているようです。また401kや住宅資産の価値も上昇しているとのこと。なので一概にトランプの政策を否定することも難しいでしょう。あとネックなのは南部の宗教問題と貿易問題くらいですかね。 最後に今後のスケジュールをおさらいしておきます。 【2019年】 11月20日 民主党候補による5回目の討論会 12月19日 民主党候補による6回目の討論会 【2020年】 2月3日 アイオワ州で「党員集会」 ー各党の候補者選びがスタートー 2月11日 ニューハンプシャー州で「予備選挙」 3月3日 スーパーチュースデー ー各州の候補者選びが集中するー 7月13日-16日 民主党の全国党大会 8月24日-27日 共和党の全国党大会 9月29日 大統領候補者による第1回討論会 10月7日 副大統領候補者による討論会 10月15日 大統領候補者による第2回討論会 10月22日 大統領候補者による第3回討論会 11月3日 大統領選挙 今年の7月から始めたブログですがはや26投稿目となります。自身でブログを書いて学んだことも多かったです。来年ももちろん、引き続き更新してい

マライア・キャリーの願いがかなった!

みなさん、こんにちは。そして… ‟Congratulations, Mariah!!” なぜ、マライアを祝福したかというと、今週マライア・キャリーの代表曲ともいえるAll I want for Christmas is youが25年目にして初めてbillboard hot 100で第1位にランクインしたからです!逆に25年間も1位じゃなかったことに私も世間も驚いているようです。確かに25年間常にクリスマスになると流れていたこの曲が1位を獲っていなかったのは意外ですよね。 これに対しマライアはAll I want for Christmas is youの新たなMVを作成。Make My Wish Come True Editionとしてyoutubeで公開されました。では、まずそちらをご覧ください! 94年のものよりも華やかなMVになっていますね。ここで一つ疑問に思うのが、逆にこれまでの25年間の12月25日付けのhot 100ランキングで1位を獲っていた曲はなんだったのかということです。以下に94,2000,'10,'18のtop5を発表します。 1994/12/25 top10 1]On Bended Knee/Boyz II Men 2]Here Comes The Hot stepper (From "Ready To Wear")/Ini Kamoze 3]Another Night/Real McCoy 4]Creep/TLC 5]Always/Bon Jovi 2000/12/25 top10 1]Independent Women Part I/Destiny's Child 2]He Loves U Not/Dream 3]It Wasn't Me/Shaggy Featuring Ricardo "RikRok" Ducent 4]Case Of The Ex (Whatcha Gonna Do)/Mya 5]With Arms Wide Open/Creed 2010/12/25 top10 1]Firework/Katy Perry

アメリカで存在感を見せるCBDとは

みなさんは”CBD”と聞いてピンとくるだろうか。CBDとは大麻成分の入った医療品のことで、 リラックス 効果や痛みの緩和効果があるとして、米国では今年6月、3人制バスケットボールの「BIG3」が国内のプロスポーツリーグとして初めて、選手たちに痛みや炎症の緩和を目的としたカンナビジオール(CBD)の使用を許可したことを明らかにした。 非精神作用物質のCBDは、大麻に含まれる化学物質のカンナビノイドの一つ。別のカンナビノイドであるテトラヒドロカンナビノール(THC)のように多幸感を生じさせることはないため、選手らを“ハイに”させることなく、痛みを軽減することができる。さらに、抗炎症性作用もあると考えられている。 BIG3の決定は、CBDなどの効能を認め始めているプロ、学生のスポーツ団体にとって、素晴らしい知らせだ。また、まだ効能を認めたわけではない団体も、少なくとも選手たちが医療面において何を必要としているのか、大麻(特にCBD)がどのような有用性を持つのかについては学びたいと考えているようだ。 米国のプロバスケットボールリーグ(NBA)やプロアメリカンフットボールリーグ(NFL)、野球のマイナーリーグはこれまで、大麻に対して非常に厳しい態度を取ってきた(ハフィントンポストによれば、野球のメジャーリーグは大麻に関して最も進歩的な方針を打ち出しているものの一つだという)。 一方、NBAやNFLなどに比べ、伝統的に選手の大麻の使用に寛大だったプロアイスホッケーリーグ(NHL)の選手会(NHLPA)の幹部は7月、「NHLとNHLPAが今後、リーグに所属する選手の大麻の使用について、非公式な合意に達することはあり得る」と発言した。 元NHL選手のライリー・コートはこれよりも前、「対戦したNHL選手の半分は大麻を吸っていた」と述べていた。NFL選手のマーテラス・ベネットもまた、「NFLの選手の89%は大麻を吸う」ことを明らかにしている。 これらの割合には、嗜好(しこう)目的で大麻を使用している人も含まれているかもしれない。だが、スポーツ選手の多くは、医療目的で大麻を吸っている。そして、症状緩和のために長期的に使用するものとしては、CBDは従来から使われてきた鎮痛剤よりはるかに安全だ。鎮痛剤の多くは、危険なほど依存性があるオピオイド系だ。 選手には「

American Geography Part終 ~アメリカのバイオーム~

こんにちは。いよいよAmercan geographyシリーズも今回で終わりです。シリーズ最終回はアメリカのバイオームについて解説していきたいと思います。それでは早速見ていきましょう! グレートプレーンズ グレートプレーンズ(Great Plains)は、北アメリカ大陸の中西部、ロッキー山脈の東側と中央平原の間を南北に広がる台地状の大平原。ロッキー山脈から流れ出る河川によって形成された多くの堆積平野の総称である。 約1万年前の氷河侵食によって削られた五大湖沿岸の土壌が高気圧によって運ばれ、グレートプレーンズから中央平原にかけて堆積し、プレーリー土(肥沃な土)となった。よって、グレートプレーンズの東部は穀倉地帯となっている。西部は乾燥しており、企業的牧畜地帯となっている。平均年間降水量が約890mmから250mm程度と、乾燥した地域で、時折旱魃に見舞われる時があり、農家や牧場主の人達を悩ます時がある。 また、アメリカバイソンやプレーリードッグなどの野生動物が生息している。グレートプレーンズの東部から中央平原の西部は、プレーリーという草原地帯になっている。 農業面では豊かな草原が続き、西部では肉牛の放牧が盛んであり、北部では、トウモロコシ、大豆、小麦、綿花、テンサイ(ビート)などの主生産地である穀倉地帯となっている。地下水は天然ガスを含んでおり、そのガス中から得られるヘリウムは世界生産の大半を占める。 プレーリー プレーリー (Prairie) は、北アメリカ大陸中央部でカナダからメキシコまで広がり、草原・サバナ・低灌木からなる生態系である。主に米国とカナダでの呼称で、米国では大平原と呼ばれ、より広い内地平原(Interior Plains) の一部とされる。西部は短草の、東部は長草の草原となっている。こうした温帯の草原は、ブラジル・アルゼンチン・ウルグアイ、ロシア・カザフスタンにもあり、それぞれパンパ、ステップと呼ばれている。 哺乳類のプレーリードッグはこの地域に多く生息することから名づけられた。Prairie(プレリー)はフランス語で牧草地または平原を意味して、もともとはラテン語のpratum(同じく平原の意味)から来ている。他方、アフリカ、南北アメリカの熱帯のこうした場所はサヴァンナと呼ばれている。 農業面では北アメリカの穀倉